苦手な足のパス・シュート練習。左足のキックが飛ばない時は、逆手と逆足を見てみよう

待ちに待った絶好のシュートチャンス。

なぜかそんな時に限って苦手な足の方にボールが転がってきて、ゴールを外してしまう…

少年サッカーを見ているとこんな光景をよく見かけます。

 

「幸運の女神に後ろ髪はない」

とはレオナルド・ダヴィンチの言葉です。

 

プロサッカー選手のように両足を自由に使えなくても、ここぞという時に蹴れるようになると、突然現れるビッグチャンスをものにすることができます。

女神の前髪を鷲づかみにするには、事前の準備が大切であると考えています。

 

子供の足の太さを測ってみよう


みなさんは子供の足の太さがどれくらいかご存知ですか?

身長や体重、足のサイズは知っていても、足の太さが何センチかを知っている方は少ないと思います。

 

子供がサッカーをする場合、利き足をメインで使うのでどうしても利き足が太くなります。

実は左右で足の長さが違うかもしれません。

左右のバランスが異なっていると、イメージ通りに動けなかったり、時には怪我の原因になることがあります。

 

自分の体を測るということは、自分の体を知るということにつながります。

まずは自分の体の特徴を知って練習を始めてみましょう。

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ボールを蹴る瞬間はいつも片足立ち


子供に片足立ちをしてもらい、10秒数えてみてください。

(小さな子供はボールの上に足を置くだけでも良いです)

フラフラせずにじっと立っていられたら、軸足がしっかりしている証拠です。

 

キック練習はどうしても蹴り足(利き足)の方に目が行ってしまうのですが、体を支える軸足が蹴り足と同じくらい重要です。

なぜならボールを蹴る瞬間はいつも片足立ちをしているからです。

 

体がフラフラするということは、ヒールのある靴を履いてボールを蹴っているような感覚です。

踏み込むのが怖くなり、バランスが悪いまま蹴るのでボールが飛びません。

 

逆足キックは、利き足で立つ練習から始める


逆足キックの練習は、まず利き足を使って片足立ちすることから始めます。

片足立ちを10秒間できた子でも、立つ足を逆にするとできなくなる場合があります。

 

まずは利き足で立って、10秒間数えます。

その後、利き足で立ったまま逆足を振ってキックの素振りをします。

フラフラしてしまう場合は、軸足が指を使ってしっかり地面を捕えているか、軸足側の手がしっかり振れているかを見てあげると良いと思います。

特に手は、大きく振ることで重心のバランスが取りやすくなり、蹴り足が強く振れるようになります。

軸足が安定すると蹴り足が安定してきますので、パスやシュート、リフティングの精度が上がります。

サッカーが上達する環境づくり。子供のサッカーの練習はまず家の中から始めよう

 

得点に絡むポジションは両足がチャンスを生む


全人口に対する右利きの割合は約90%と言われています。これは、人種や民族に関係なくほぼ一定です。

言い換えると、サッカーをする大半の子供は左足のキックが苦手ということになります。

逆足が使えなくてもサッカーはできるかもしれませんが、ポジションによっては両足が使えることでチャンスが大きく広がります。

 

例えば、サイドバックやサイドハーフは、ディフェンスの状況に応じて左右を使い分けると精度の高いクロスを上げることができます。

どんな状況でもゴールを求められるセンターフォワードは、こぼれ球や跳ね返りに相手選手より素早く反応することができます。

得点に絡むポジションは、左右両方のキックが得点を生むということです。

 

みなさんは幸運の女神を捕まえる準備はできていますか?

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