【Google Homeに学ぶIoT】小学生の子供と朝気持ちよく過ごすための、スマートスピーカーの使い方

「目覚ましが鳴っているのに起きてこない」

「準備をせずにテレビばかり見ている」

「ぼーっとしていて、出かける時間を過ぎてしまった」

普段は優しいお母さんでも、毎日のように同じことをされると怒ってしまうことってありませんか。

 

朝の準備は毎日するので、ちょっとした自分でできるようになると親としてはとても助かりますよね。

今回はスマートスピーカー(AIスピーカー)を使って、朝の時間を気持ちよく過ごす方法を考えてみました。

 

スマートスピーカー(AIスピーカー)って、何なん?


「スマートスピーカーって、何なん?」と聞かれて、的確に答えられる人は少ないと思います。

なぜなら、色々な機能があるためメインで使う用途が人によってバラバラであるためです。

また、GoogleやAmazonなど、メーカーによって使える機能が微妙に異なるというのも理由です。

Google Home mini スマートスピーカー チョーク (ヨドバシ.comより)

 

グーグルホームやアマゾンエコーなど、スマートスピーカーの良いところは声を使って操作できるという点です。

「なんだそんなことか」と思うかも知れませんが、声で操作すると便利なシチュエーションは意外とあります。

Amazon Echo Dot スマートスピーカー チャコール (amazonより)

 

数年前から、各メーカーは世界中の家庭への普及率を高めるため、頻繁にキャンペーンを行って来ました。

安く手に入るということで、「とりあえず買ったけど全然使っていない」という人も多いと思います。

実は簡単な設定をするだけで、朝の時間がとても快適になります。

声で照明やテレビが点くような憧れのスマートホームは一旦忘れて、まずは身近なところから使っていきましょう。

 

朝のストレスは、決まったルーティーンが進まない時に生まれる


朝の時間は、学校や仕事に出かける準備がメインの時間になります。

着替えたり、ご飯を食べたり、歯を磨いたり。

やることは決まっているのでスムーズに行けば問題ありませんが、小さなイレギュラーが入ってきて、結局時間に追われることになります。

「あと10分でご飯食べなきゃ」「あと5分で出掛けないと」というように逆算して準備ができれば良いですが、子供はそういうわけにはいきません。

そのため、『それぞれの予定をなるべく一人で時間通りに進める』ことを目的に、小学生が使える機能を紹介します。

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目覚まし時計(アラーム)として使う


■声だけで設定と停止ができる

目覚まし時計が鳴ってるけど、暗くてどこにあるか分からなかったり、動くのが嫌でしばらく鳴ったままにすることってありませんか。

スマートスピーカーを使うと、目を開けたり体を動かすことなく「ストップ」と言うだけで時計を止めることができます。

単純なことかも知れませんが、冬場の布団から出るのが辛い季節ほどその便利さを実感します。

 

■好きな音楽で目覚めることができる

単調な電子音だと、子供はなかなか起きてくれません。

例えば、好きな歌やアニメの主題歌を目覚ましとして設定しておくこともできます。

サッカーの試合の日であれば、気分の上がる曲を設定しておいて、モチベーションを上げるきっかけにするのも良いと思います。

 

■スヌーズ機能が使える

「目覚ましが鳴ったけど、もうあと5分だけ寝たい…」

という場合は、目覚ましが鳴った後に「スヌーズ5分」と言うとスヌーズ機能が使えます。

 

■複数のアラームが声で設定できる

毎朝7時にアラームをセット。でも水曜日は7時半、土曜日と日曜日は鳴らないようにしたい。

この設定を子供が1人で行うのは容易ではありません。

ところが、スマートスピーカーを使うと「○時にアラームセット」と言うだけで設定できます。

また「平日の」や「月曜日と木曜日の」と付け加えるだけで、複雑な設定も簡単に行えます。

 

声で操作できる快適さは、市販の目覚まし時計やスマホにはありません。

「もう朝よ、起きなさい」と声掛けしなくても良いだけで、気持ち良い朝を迎えることができます。

 

何かを始める合図(アラート)として使う


朝、時間通りに起きたからと言って、そのまま予定通りに準備ができるとは限りません。

余裕がある日に限って、テレビを見たりボーとしていて時間が過ぎていることがあります。

そんな時は、目覚ましの時間と並行して、出発する時間やご飯を食べ始める時間をアラート設定しておきます。

「あと10分しかないよ」「出かける時間だよ」という” 時間ごとの声掛け “の部分を、スマートスピーカーにやってもらう方法です。

 

例えば、同じマンションの友達と玄関で待ち合わせをして学校へ行く小学生であれば、

  1. 集合時間の7時50分に間に合うよう、7時に起きる。(実際には7時10分に起きても間に合うイメージ)
  2. 学校のない日はアラームがいらないので、「平日の朝7時にアラームセット」で設定する。
  3. 7時15分までは、テレビなどを見ても良い自由時間なので、「7時15分にアラームセット」でアラート設定する。
  4. 15分からとりあえず準備を始めて、準備が全部終わったらまた自分の好きな時間に戻る。
  5. 靴を履いたり上着を着るのに1分、マンションの玄関まで約2分かかるため、「7時47分にアラームセット」で出発時間を設定する。

このように、3種類のアラームセットを行っておくと、声掛けをしなくても時間が把握できるようになります。

 

天気予報を調べる時に使う


「今日雨降る?」「今日寒い?」

楽しみにしている行事があったり大事な試合の当日だったり、小学生は思いのほか天気を気にしています。

忙しい時に聞かれると、自分で調べて欲しいなと思うことありませんか。

 

スマートスピーカーなら「今日の天気」と話しかけるだけで、所在地を考慮した天気予報を教えてくれます。

また、2日後に行く遠足先の天気を知りたい場合は、「○日の○○市の天気」と言えば降水確率や気温も一緒に分かります。

これならスマホやテレビで調べなくても、準備しながら声だけで調べることができます。

 

今日の運勢を調べる時に使う


Google Homeでは「おみくじ」と言うと、今日の運勢を答えてくれます。

「はい、おみくじの結果は… ドンドンドンドン(太鼓の音)○○です」と、ちょっと勿体付けながら教えてくれます。

「大吉」「吉」など一般的なものから、「大大大吉」「スーパーウルトラアルティメット大吉」などバラエティーに富んでいます。

ちなみに、「占い」や「今日の運勢」といえば星占いもしてくれます。

大事な試験や試合がある日は、朝に「おみくじ」をしてみると良いかもしれません。

 

毎日使うことで、快適さを実感する家電


今回は小学生でも使える4つの機能を紹介しました。

スマートスピーカーは、毎日使える設定をすることでその良さが実感できる珍しい家電です。

お母さんなら生活ごみや燃えないごみを出し忘れないように、ごみの日の朝にアラートを設定しおくという使い方もあります。

そのあたりは、実際に使いながら、家族の中で必要なものだけを残していくのが良いと思います。

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