靴紐の先にあるアレを修理する話

トレシューやスパイクを長く履いていると、靴紐の先がほつれてくることありませんか?

先っちょの細くて固くなっているところが割れて、フサフサになってきます。

そのままでも履けますが、気になるので修理したい、でもどうやったらいいかわからない。

全国で起こっている、靴紐の先っちょ問題について考えてみました。

 

フサフサになって困ること


靴紐の先の固くなっているところは、正式名称を” アグレット “と言うそうです。

シューズが古くなっていくと、擦れや濡れで劣化したりスパイクで踏んでしまい、徐々に割れて取れることがあります。

最初は「あ、取れちゃったな」と思うだけですが、徐々に紐の先がほどけてフサフサになってきます。

 

まず、フサフサになって困ることは、見た目がかっこ悪くなることです。

ひとつがフサフサになるだけで、だらしがない雰囲気が出てきます。

子供が使っている分にはあまり気になりませんが、大人だとちょっと気になります。

TVに映る憧れの選手の靴紐がフサフサだったら、やはりちょっと嫌だなと思います。

 

次に、靴紐がフサフサになってしまうと、穴に通すことができなくなります。

例えば、試合中に何かの加減で紐が抜けてしまった場合、それがフサフサ側だったら最悪です。

試合中に穴に通すのはほぼ不可能になります。

フサフサをそのままにしている人は、そういった見えないリスクを背負っていることを認識しないといけません。

 

現実的な4つの修理方法


「アグレット 修理」で検索すると、沢山の方が修理方法や修理動画を紹介されています。

ある程度調べ終えると、現実的に4つの選択肢があることが分かりました。

  1. テープで補強する
  2. 収縮チューブを使う
  3. 新しいアグレットを付ける
  4. 靴紐を交換する

 

手軽にできる修理、テープで補強する


応急処置的に修理したい方は、テープ補強がお勧めです。

フサフサになった先端部分をテープで丸く止めて固定します。

 

3cmくらいにテープを切って、フサフサの少し下くらいに貼ります。

セロハンテープでも良いですが、荷造り用の硬めのテープの方が強度が上がります。

先が細くなるように丸めながら、力を入れてしっかりと巻きます。

巻き終わったら、テープから出ているフサフサ部分を切ります。

テープに少しかかるくらいで切るか、切り口を軽く炙ると、仕上がりがきれいになります。

雨が降ったり、何度か使うと取れることがあるので、正直耐久性は良くありません。

また、巻き方が悪かったりテープが長すぎると、穴に入らないこともあります。

見た目もなんか修理したなとわかる感じですが、子供やお母さんでも簡単に修理することができます。

 

見た目が美しい、収縮チューブを使う方法


次に紹介するのが、電線・端子用の収縮チューブを使う方法です。

収縮チューブは熱を加えると収縮して、電線などの結合部分にピタッと張り付きます。

これを利用して、靴紐の広がった部分をキュッと固定するという訳です。

この方法は比較的安価で仕上がりも良いため、ネット上でも色々な方が紹介されています。

 

まずは、ホームセンターなどで収縮チューブを購入します。

今回使用するのはOMHの収縮チューブ3.0Cの透明、大体300円程度で販売されています。

収縮した時に3mm以下になるものなら、これ以外でも使えると思います。

 

チューブを3cmくらいにカットして、紐先をねじりながら入れていきます。

全部通す必要はないので、固くしたいところまで差し込めば大丈夫です。

 

次に差し込んだ部分を、ドライヤー、もしくは火で加熱します。

ラベルには「ドライヤー等の熱で収縮します」と書いていますが、ドライヤーで70℃以上にするには結構時間がかかります。

自己責任であることを前提に、一般的にされているであろうライターで炙る方法で収縮させました。

遠目で火をゆらゆらとさせながら、少しずつ収縮させると失敗が少ないように思います。

 

収縮が終わったら、先をカットして、先端をもう一度軽く炙ります。

思ったよりもきれいに仕上がりました。

ただし、この状態ではまだ強度が弱いので、先端を瞬間接着剤で補強しておきます。

テープの時よりも先端部分が固く仕上がり、見た目も修理前と変わらないので、違和感がありません。

苦労していた穴にも簡単に通せるようになりました。

収縮チューブがある家庭はまれだと思いますが、こんな感じできれいに仕上がるなら一つ持っていても損はないと思います。

 

 

強度重視の修理なら、アグレットの交換


次にアグレット自体を交換する修理です。

交換用のアグレットはamazonなどで、10個500円くらいで販売されています。

ただし、交換用のアグレットはほとんどが金属製であり、初めについていたものとは素材が異なるケースが多いです。

そのためフサフサになったところだけでなく、すべての紐先を交換する必要が出てきます。

また、先が金属になることで重量が上がり、走った時に足に当たる可能性があります。

耐久性が良く仕上がりがきれいですが、サッカーシューズには向いていないかもしれません。

ジュニアサッカーで試合に出るためにできること

 

手早く確実に修理するなら、靴紐交換


フサフサ部分だけの修理にこだわらないのであれば、靴紐を交換するのが早くて確実です。

一旦紐を外して長さを測り、スポーツ用品店などで同じ長さのものを購入します。

長さの違いは、10cmでも余り部分がかなり変わってくるので、なるべく変えない方が良いと思います。

 

一見これが一番確実なように見えますが、新しい靴紐は滑りが良すぎて、紐がほどけやすいということが良くあります。

また、シューズは古くて靴紐だけ新しいというは、見た目にもあまりしっくりきません。

同じ色を選んだとしても、色の褪せ方に違和感が出てしまったり、紐の太さが微妙に違うので履き心地が変わってきます。

 

 

部分補修には収縮チューブ、いざという時のための靴紐ストック


今回は、子供やお母さんが現実的にできそうな4つの方法を検討してみました。

実際にやってみて、今後の修理で使えそうなのは1.収縮チューブを使う、もしくは、4.靴紐を交換するでした。

 

収縮チューブはほつれた部分だけをきれいに修理するのに最適です。

今までの使用感を継続できますし、慣れればそんなに時間もかからないと思います。

もしくは、長さや色の合うものが手に入るという前提で考えると、靴紐を交換するのが手っ取り早そうです。

ただし、今までの使用感ではなくなるのと、交換した後の違和感が出るという前提になります。

 

そのために、古くなったシューズやスパイクを捨てる場合は、靴紐がまだ使えるかどうかを確かめておくのが良いと思います。

ある程度使ったものであれば、油も抜けてすべりがなく、色の褪せ方もちょうどよいと思います。

長さや色の好みはありますが、捨てるものであればいざという時のためにストックしておいて損はありません。

モノを大事にするという話は、子供にとって漠然としがちですが、こういう時に教えると実感できて良いのかもしれません。

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